ニップン 池袋ラボは、イムノクロマト検査キットの開発・製造サービスに特化した専門拠点です。
医療用から食品・環境検査など様々な分野における検査キット構築のご相談や試作開発、小ロット製造にも対応しておりますので、先ずはお気軽にお問合せください。
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事業概要
ニップン 池袋ラボは、イムノクロマト検査キットの開発・製造サービスに特化した専門拠点です。
医療用から食品・環境検査など様々な分野における検査キット構築のご相談や試作開発、小ロット製造にも対応しておりますので、先ずはお気軽にお問合せください。
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迅速・簡便・目視で分かる簡易検査
イムノクロマト検査キットは、抗原抗体反応を基本原理とした簡易な測定法です。
着色ラインの有無によって、検出したい物質(抗原)の有無を調べることができます。
検査キットは、複数の紙片が階段状に重なったストリップ状をしています。
サンプルパッドに検体液※1(検出したい物質(抗原)の有無を調べたい液体)を添加すると、毛細管現象により連なる紙片を進みます。
検体液中に抗原が「存在する」場合(陽性の場合)
その過程で検体液中の抗原が、標識抗体※2と結合し、この複合体がライン状に配置する補足抗体1※3と結合し目視できる判定ラインが生じます。(図1)
検体液中に抗原が「存在しない」場合(陰性の場合)
標識抗体との複合体が形成されないため、判定ライン※4は生じません。(図2)
図1、2ともに、余剰の標識抗体は捕捉抗体2と結合し、コントロールライン※5(検体液が下流まで流れていることを確認できる)が生じます。
簡便
検体液を滴下し
待つだけ
迅速
約3~30 分で
判定可能
目視
測定機器不要
場所
いつでもどこでも
必要時に
様々な分野・用途で活用機会が期待
イムノクロマト検査キットは、各種生体機能(免疫能など)、罹患の有無、妊娠検査など、診断の補助手段として、医療分野から広まりました。
身近な例では、インフルエンザ等の感染症への罹患を確認する体外診断薬キット、薬局で販売される妊娠検査薬などがあり、世界的に流行した新型コロナウイルスに対する抗原検査キットにも、この検査法が使われています。
イムノクロマト検査キットは、医療分野で普及した後、「迅速・簡便・目視で分かる」という特長が受け入れられ、医療以外の様々な分野にも広がっています。
食品、環境衛生、家畜、ペット、水産、農業などの領域で、様々な物質(抗原)に対する抗体が作製され、イムノクロマト検査系が構築されています。
イムノクロマト検査キットは、迅速・簡便に結果が分かる定性検査法として、「早期発見」、「予防」、「セルフチェック」、「スクリーニング」、「可視化」、「販促ツール」、「検査コスト削減」、「業務効率化」などの、様々な用途・目的への活用機会が期待されます。
診断薬・研究用キットの製品化をサポート
当社グループでは、イムノクロマト検査キットの開発研究、部材・装置に関する技術と知見を、長年蓄積して参りました。新しい拠点である池袋ラボは、キットの開発製造に特化し、商業キット化に必要な開発力・生産技術およびノウハウを更に積み重ねてきております。
サービスをご利用のお客様からは、「他社様で難航した開発委託事案が、上手く進められた」、「少量製造からスタートでき、その後のスケールアップまで相談できる先が見つかって助かった」といった反響をいただくことが多く、サービスの特徴ともなっています。
イムノクロマト検査キットの開発・製造の良きご相談先として、親身にサポートさせていただきます。
先ずはお気軽にお問合せください。
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材料科学
製法技術
イムノクロマト構築には「バイオテクノロジー」に加えて構成部材の「材料科学」やその加工等の「製法技術」が重要です。ニップングループでは研究開発・部材・装置に関する技術・知見を長年蓄積しております。
製造できる
開発力
イムノクロマトの製法は、開発と製造で異なる部分が多く、開発の延長で商用化に移ると品質・コストの両面で困難となる例が多々あります。池袋ラボは「製造を見据えた開発力」を積み重ねており、スムーズな開発・製造をサポートします。
少量からの
対応力
イムノクロマトは広く応用可能性があると共に、その規模も様々です。池袋ラボは「製造できる開発力」を活かし、少量試作・小ロット製造から柔軟に対応し、お客様のペースに合わせた業容拡大を支援させていただきます。