美味しい野菜を育てるには、土づくりから。
そんな想いを継承し産地形成、栽培を行っている長野県の産地を訪問しました。
土づくりに向き合う現場の様子をお届けします。
今回は産地の一つである長野県に訪れました。
大きく広がる青空の下に、広々とした畑が広がります。
こちらの産地は晴天率が高く、年間を通して気持ちの良い陽ざしが降り注ぎます。
こちらの産地では、環境保全型農業に前向きに取り組んでいます。
土壌が菌に感染することや環境問題を考え、薬剤による土壌消毒は行わず、たい肥を通常よりも多く投入し土づくりを推進しています。
写真は大量のたい肥を準備しているたい肥センターです。
土づくりにこだわっている産地ですが、その取り組みは四半世紀以上継続されています。
平成3年には、農林水産省から「土を守り育てる活動優良事例」として表彰されました。
継続して土作りと向き合うことで、これまでもこれからも産地を維持しています。
4月下旬に播種したビーツもすくすく成長していました。
写真は、サラダでよく見かけるベビーリーフの状態です。
赤い葉脈がビーツらしさを出していますね。
ここから肥沃な土の中で大きくなり、7~8月頃に収穫を迎えます。