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種まきには、「すじまき」、「ドリルまき」、「はばひろまき」、「ばらまき」の4種類があります。
「すじまき」は今回の種まきとして説明しましたのでここでは省きます。
「ドリルまき」は、土地面積の有効利用から18から30cmの細いうね幅にして、すじまきより種子の量を多くまくことになります。従って、収穫量も増えます。このまきかたが日本の農家では、一般的になっています。この場合、うね間に人間が入れないので除草剤や管理機の使用などが欠かせません。
「はばひろまき」は、まき幅を広くしたもので、九州など排水の悪い条件では、まき幅の間に溝を掘って排水対策をとる必要からこのまきかたをしている場所があります。
「ばらまき」は、アメリカなど広い面積に飛行機でまいて省力化するために行われます。日本では、このまきかたはほとんどありません。この場合、除草剤で雑草を抑えたり、収穫のための大型機械が必要です。労力は軽減しますが、単位面積あたりの収穫量は、日本の半分ほどになってしまいますが、大面積で経営を確保しています。