本日の授業の開始にあたり、内田裕司校長先生からこの授業の目的について皆さんにお話。
「みんなで呼んでみましょう」との校長先生の呼びかけで、全員で「為末さーん!」の大コールで、いよいよ1時間目の授業スタートです。
ハードルを跳ぶために -目標設定への道筋-
「じゃあ一緒に走ってみましょう!」と早速全員そろってランニングが始まりました。 トップアスリートを前に、最初は緊張気味の子ども達でしたが、為末先生はスーッとみんなの中にとけ込んで「次はスキップ」 「今度は後ろ向きで走ってみて」「両手をつけて、四つんばいで進んでみて」と自ら実演しながら次々と課題を出していきます。子ども達は「えー!」「ムリー!」と声をあげながらも、為末先生のペースにのせられ果敢にトライ。 その後、全員で円陣を組んで、ゲーム感覚の体操をするうちに、子ども達の笑顔がはじけて為末先生ともすっかりうちとけムードに。
跳ぶ時はどこを使う? -目標達成のポイント-
続いて、ダッシュの練習。 子ども達に自由に走らせた後、為末先生が自らのシューズを見せながらくわしく解説します。 「人間はどこで走っているかというと、足の裏の拇指球(ぼしきゅう) と呼ばれるところです。試しに、かかとだけでジャンプしてみて。次に、拇指球に力を入れてジャンプしてみて。拇指球のほうが跳びやすいのがわかるよね。じゃあ次は拇指球を意識しながら走ってみよう」
どの高さのハードルを跳ぶか? -目標設定-
子ども達がひととおりダッシュの練習を終えたら、いよいよハードルの時間です。 グラウンドの中央に、一番低い高さに設定されたハードルが5レーン並べられました。 為末先生は「どんどん跳んで! 上に高く跳んでみて!」と子ども達にハードルを自由に跳ばせながら、1段、2段と少しずつハードルの高さを変えていきます。最も高いハードルは中学生レベル。小学6年生にとっては未知の高さです。 高さの異なるハードルが並べられ、「好きなところを跳んでみて! ハードルを倒しても気にしないでいいよ」と為末先生の声が子ども達を後押しします。低いハードルをコツコツ跳ぶ子もいれば、最初から一番高いハードルを目指す子、低いハードルから順番にクリアしていく子、それぞれが自分なりにハードルに取り組んでいます。 為末先生は子ども達の様子を見ながら「犬のおしっこみたいに足を上げると、ハードルに当たらないよ」など子ども達にイメージしやすいよう、具体的にアドバイス。 難しいと思われた高いハードルも、多くの子ども達が無事にクリアしていきました。 これには先生方も「あそこまで跳べるとは」と驚くばかり。
まとめ -目標達成はできたか-
「一番高いハードル跳べた人」、「自分が跳びたいと思った高さのハードル跳べた人」。為末先生の質問に、次々と手が挙がります。
「自分自身で目標を設定して、それが達成できるよう練習を積むこと。そして目標をクリアする喜びを体験すること。」
為末先生の思いが子ども達に伝わった体育授業でした。
記念撮影でもみなさんとても満足そうな表情で、1時間目はあっという間に終了しました。
ハードルを跳ぶために -目標設定への道筋-
「じゃあ一緒に走ってみましょう!」と早速全員そろってランニングが始まりました。 トップアスリートを前に、最初は緊張気味の子ども達でしたが、為末先生はスーッとみんなの中にとけ込んで「次はスキップ」 「今度は後ろ向きで走ってみて」「両手をつけて、四つんばいで進んでみて」と自ら実演しながら次々と課題を出していきます。子ども達は「えー!」「ムリー!」と声をあげながらも、為末先生のペースにのせられ果敢にトライ。 その後、全員で円陣を組んで、ゲーム感覚の体操をするうちに、子ども達の笑顔がはじけて為末先生ともすっかりうちとけムードに。
続いて、ダッシュの練習。 子ども達に自由に走らせた後、為末先生が自らのシューズを見せながらくわしく解説します。 「人間はどこで走っているかというと、足の裏の拇指球(ぼしきゅう) と呼ばれるところです。試しに、かかとだけでジャンプしてみて。次に、拇指球に力を入れてジャンプしてみて。拇指球のほうが跳びやすいのがわかるよね。じゃあ次は拇指球を意識しながら走ってみよう」
どの高さのハードルを跳ぶか? -目標設定-
子ども達がひととおりダッシュの練習を終えたら、いよいよハードルの時間です。 グラウンドの中央に、一番低い高さに設定されたハードルが5レーン並べられました。 為末先生は「どんどん跳んで! 上に高く跳んでみて!」と子ども達にハードルを自由に跳ばせながら、1段、2段と少しずつハードルの高さを変えていきます。最も高いハードルは中学生レベル。小学6年生にとっては未知の高さです。 高さの異なるハードルが並べられ、「好きなところを跳んでみて! ハードルを倒しても気にしないでいいよ」と為末先生の声が子ども達を後押しします。低いハードルをコツコツ跳ぶ子もいれば、最初から一番高いハードルを目指す子、低いハードルから順番にクリアしていく子、それぞれが自分なりにハードルに取り組んでいます。 為末先生は子ども達の様子を見ながら「犬のおしっこみたいに足を上げると、ハードルに当たらないよ」など子ども達にイメージしやすいよう、具体的にアドバイス。 難しいと思われた高いハードルも、多くの子ども達が無事にクリアしていきました。 これには先生方も「あそこまで跳べるとは」と驚くばかり。
「一番高いハードル跳べた人」、「自分が跳びたいと思った高さのハードル跳べた人」。為末先生の質問に、次々と手が挙がります。
「自分自身で目標を設定して、それが達成できるよう練習を積むこと。そして目標をクリアする喜びを体験すること。」
為末先生の思いが子ども達に伝わった体育授業でした。
記念撮影でもみなさんとても満足そうな表情で、1時間目はあっという間に終了しました。