埼玉県新座市立 野寺小学校 弘中 幸伸 校長
今日の授業を通じて、為末先生とこばた先生という一流の方から一流の言葉をかけてもらえたことは、子ども達にとってはもちろん、 保護者の方々にも私たち教師にも、それぞれの胸に響くものがあったと思います。為末先生は褒め方にしても、言葉をかけるタイミングやリズムにしても、 一教師として非常に参考になる部分がありました。 ご自身の体験を通した言葉なので説得力がありますし、難しい言葉は使わないのに体にストンと入っていくような感覚でした。
子ども達は最初とても緊張していましたが、楽しそうにハードルも跳んでいましたし、為末先生が伝えたかったチャレンジ精神はしっかり受け止められたんじゃないでしょうか。 夢の授業でも、夢を持つ大切さや、夢を語り合う楽しさをわかってくれたという手ごたえがあります。事前に夢シートを書いてもらった時は、職業的な夢の子もいれば、 「優しい人になりたい」といったような抽象的な夢の子などさまざまでしたが、今日の授業でみんなが自分の夢をふくらませることができればと思っていましたので、とてもうまくいったなと思いますね。 今の子ども達は多士済々。今後も機会があればこうした体験をさせて、子ども達の本音を引き出していけたらと考えています。
埼玉県新座市立 野寺小学校 6年1組担任教諭 清水 智之 先生
為末先生が世界陸上に出場した時の映像を授業前に見せたので、「こんなすごい人が学校に来るの?」と子ども達は信じられない気持ちだったようです。 けれど為末先生は常に子どもの目線でフレンドリーに接してくださったので、子ども達は先生の人柄に惹かれるものがあったようですね。
体育の時間では、ハードルが苦手な子もいるので少し心配していましたが、みんなとても楽しそうに跳び越えているなというのが伝わってきて驚きました。 夢の授業に関しても、子ども達の中には夢を持てない子が何名かいたのですが、ステップを踏みながら夢を実現するという為末先生のアドバイスもあって、 みんなが夢を見つけてストーリーを考えることができたことは大きな収穫だったと思います。今日の授業で学んだ「自分が夢をかなえたことで誰が喜んでいるのか、 それを見て自分はどう感じるのか」という気持ちが大事だということを、今後も子ども達に伝えていけたらと思っています。
為末 先生の感想
野寺小学校の子ども達は、とても元気でパワフルでしたね。いいですね、ああいう元気さは。夢も、子どもらしい無邪気な夢で微笑ましかったです。
学校に教えに行くと、よく先生方に驚かれるんですが、僕は子ども達をきっちり列に並ばせる、みたいなことが好きじゃないんですよ。 僕自身が子どもの頃に苦手だったこともあるんですが、子どもってごちゃごちゃとしている中で自由にやらせていると、自然と形が整っていくものだと思うんです。 今日も誰がどこを跳んでいるかわからないくらいにしたら、子ども達はポンポン跳んでいましたよね。 失敗するのが当たり前という高さまでハードルを上げると、緊張しなくてすみますし。みんなが少なくとも1段階高いハードルを越えられたという体験をしてほしいと思っていたので、そこは成功したかなと思います。
夢とハードルはセットだと僕は思っているので、ハードルの授業でなんとなく体で感じた〈目標を設定して、それを達成する喜び〉が、夢の授業できちんと言葉として表れたというのは、とても大きな収穫だったと思いますね。 今見ている夢が叶わなかったり、途中で別のものに変わったとしても、夢のむこうにある「誰かを喜ばせたい」という思いがあれば社会に貢献することはできるんです。手段はどんどん変えていい。 夢の奥にある思いを、今日の授業を通じてみんなに感じてもらえたらいいなと思います。
今日の授業を通じて、為末先生とこばた先生という一流の方から一流の言葉をかけてもらえたことは、子ども達にとってはもちろん、 保護者の方々にも私たち教師にも、それぞれの胸に響くものがあったと思います。為末先生は褒め方にしても、言葉をかけるタイミングやリズムにしても、 一教師として非常に参考になる部分がありました。 ご自身の体験を通した言葉なので説得力がありますし、難しい言葉は使わないのに体にストンと入っていくような感覚でした。
子ども達は最初とても緊張していましたが、楽しそうにハードルも跳んでいましたし、為末先生が伝えたかったチャレンジ精神はしっかり受け止められたんじゃないでしょうか。 夢の授業でも、夢を持つ大切さや、夢を語り合う楽しさをわかってくれたという手ごたえがあります。事前に夢シートを書いてもらった時は、職業的な夢の子もいれば、 「優しい人になりたい」といったような抽象的な夢の子などさまざまでしたが、今日の授業でみんなが自分の夢をふくらませることができればと思っていましたので、とてもうまくいったなと思いますね。 今の子ども達は多士済々。今後も機会があればこうした体験をさせて、子ども達の本音を引き出していけたらと考えています。
為末先生が世界陸上に出場した時の映像を授業前に見せたので、「こんなすごい人が学校に来るの?」と子ども達は信じられない気持ちだったようです。 けれど為末先生は常に子どもの目線でフレンドリーに接してくださったので、子ども達は先生の人柄に惹かれるものがあったようですね。
体育の時間では、ハードルが苦手な子もいるので少し心配していましたが、みんなとても楽しそうに跳び越えているなというのが伝わってきて驚きました。 夢の授業に関しても、子ども達の中には夢を持てない子が何名かいたのですが、ステップを踏みながら夢を実現するという為末先生のアドバイスもあって、 みんなが夢を見つけてストーリーを考えることができたことは大きな収穫だったと思います。今日の授業で学んだ「自分が夢をかなえたことで誰が喜んでいるのか、 それを見て自分はどう感じるのか」という気持ちが大事だということを、今後も子ども達に伝えていけたらと思っています。
野寺小学校の子ども達は、とても元気でパワフルでしたね。いいですね、ああいう元気さは。夢も、子どもらしい無邪気な夢で微笑ましかったです。
学校に教えに行くと、よく先生方に驚かれるんですが、僕は子ども達をきっちり列に並ばせる、みたいなことが好きじゃないんですよ。 僕自身が子どもの頃に苦手だったこともあるんですが、子どもってごちゃごちゃとしている中で自由にやらせていると、自然と形が整っていくものだと思うんです。 今日も誰がどこを跳んでいるかわからないくらいにしたら、子ども達はポンポン跳んでいましたよね。 失敗するのが当たり前という高さまでハードルを上げると、緊張しなくてすみますし。みんなが少なくとも1段階高いハードルを越えられたという体験をしてほしいと思っていたので、そこは成功したかなと思います。
夢とハードルはセットだと僕は思っているので、ハードルの授業でなんとなく体で感じた〈目標を設定して、それを達成する喜び〉が、夢の授業できちんと言葉として表れたというのは、とても大きな収穫だったと思いますね。 今見ている夢が叶わなかったり、途中で別のものに変わったとしても、夢のむこうにある「誰かを喜ばせたい」という思いがあれば社会に貢献することはできるんです。手段はどんどん変えていい。 夢の奥にある思いを、今日の授業を通じてみんなに感じてもらえたらいいなと思います。