セラミドは肌(角層)の重要成分。
角層の細胞間脂質の50%を占めます。
セラミドは、脂(あぶら)と水、両方の性質を持つ不思議な物質。細胞同士のつなぎ役をつとめながら、水をぎゅっと抱え込みます。
セラミドは、最外層である角層で、肌のバリア機能の維持・向上に関係が深いことが知られています。
コラーゲンは真皮の構造体を作り、ヒアルロン酸は水分を引き寄せて、細胞の隙間を満たし、セラミドとは異なる場所で働いています。
美肌を保つためには、これらを充分おぎなう必要がありますが、セラミドは50代では20代の半分まで減少してしまいます。
※社内データ
※社内データ
乾燥により、不均一だった肌の表面が
改善され、明瞭になりました。
※社内データ
肌の表面が改善され、光沢が出ました。
※社内データ
角層のバリア機能が高くなり、水分の蒸散がおさえられると、肌表面が潤います。
また、外側からのケア(セラミド入り化粧品)での集中的なケアはとてもよいことですが、全身に塗るのは簡単ではありません。
私たちは、「飲む」ことで、全身をケアしたいと考えています。
私達がセラミド研究をはじめたのは20年以上前。
小麦、きのこなど様々な植物のセラミドの品質等を調べる中で日本人の食生活になじんだ「お米」のセラミドが良いと考え、研究開発を進めてきました。
天然物中のわずかなセラミドを取り出すのはとても難しいこと。特にセラミドは、水と脂両方の性質を持ち、不純物と分けるのが難しいと言われてきました。
しかし不純物は、着色や異臭の原因ともなり、おいしさを損なう危険性も。
抽出、精製、純度や量を確認するための分析法について検討を重ね、やっと、着色や臭いのほとんどない、純度の高いセラミド「ニップンセラミド」を作ることに成功しました。
ISO国際品質基準を満たした工場と研究所で、安全で安心な製品を提供するために、徹底した品質管理と先端の研究開発を続けています。
専門学会でも非常に高い評価を得ています。
2008年には日本油化学会から「日本インパクト賞」を受賞。
優れた研究に与えられる名誉ある賞です。
食品素材の中で優秀な素材に与えられる賞です。
我が国の食品産業の発展に著しく貢献した企業、または個人、団体に与えられる賞です。
ニップンセラミドは、他にも、産・官・学での共同研究により美白、アトピー性皮膚炎の緩和など、健康への関わりを示唆するデータが、細胞試験等で得られています。
私たちは、ニップンセラミドの更なる可能性の追求と、より品質の高い安心してご利用いただける製品のご提供を目指して、今後も研究開発を進めてまいります。
セラミドは「スフィンゴ」脂質の一種。
これはギリシャ神話の謎の象徴「スフィンクス」が由来なの。
油と水の性質を持つ「スフィンゴ」脂質、
身体には存在するけれど、その働きがわからなかったから、ライオンの体とヒトの顔を持つ「スフィンクス」と重ねたんだって。
セラミドはそれだけ謎めいていたんだね。