千葉市立高洲第三小学校 瀧澤 和夫 校長
今日は為末先生の指導がとても的確でわかりやすく、子どもたちがスッと入っていけるように雰囲気づくりをされているのを感じました。 カリキュラムもしっかり考えておられたので、45分のハードル授業でもあれだけの運動量が確保できるのかと驚きましたね。 ウォーミングアップの体操から子どもたちの意欲を自然と高めていて、みんなが汗をかきながら取り組んでいたのが印象的でした。
食育については当校で調査したところ、子どもたちが自宅で一人で食事を摂ったり、塾へ移動する合間にどこかで買って食べることがある、 ということがわかってきたところでした。それが良い悪いということではなく、 そうした生活の中で子どもたちが自分で考えていくことが大切だと感じておりましたので、今日の授業はとてもいい機会になったと思います。 家族と一緒に食べるお弁当という発想も面白かったですね。千葉市内ではスペースの関係で家族とお弁当を食べない学校もあるようですが、 当校はご家族一緒に校庭で食べていただいているので「運動会のお弁当はみんなで分け合うもの」という意識があるのかもしれません。 また年に2回「お弁当の日」を設け、子どもたちがお弁当の手伝いをしたり自分で作ったりといった体験をしているので、 お弁当づくりが身近なこともあるかもしれません。子どもたちにとってお弁当はハレの日の食事。意識はかなり高いと感じました。
夢の授業については、最後に為末先生がおっしゃっていたお話がとても印象的でした。子どもたちが夢だといっていることはすべて職業の名前であって、 その職業を通して何を求めていくのかが本当の夢だということ。そして体を動かすことも食べることも、 すべては夢につながっているんだということがよくわかりました。先生が上手に引き出してくださったので、 普段は人前で話すのが苦手な子もよく発言していて、私たち教員も子どもたちの話を聞けてとても楽しかったですね。
今日の授業で改めて食べ物のこと、体のこと、睡眠のこと、感染症のこと、そうした一つ一つを意識するきっかけを作ることの大切さを再認識しました。 子どもたちが卒業後もずっと健康に過ごしていけるよう、私たちも健康教育に取り組んでいきたいと思っています。
今日は為末先生の指導がとても的確でわかりやすく、子どもたちがスッと入っていけるように雰囲気づくりをされているのを感じました。 カリキュラムもしっかり考えておられたので、45分のハードル授業でもあれだけの運動量が確保できるのかと驚きましたね。 ウォーミングアップの体操から子どもたちの意欲を自然と高めていて、みんなが汗をかきながら取り組んでいたのが印象的でした。
食育については当校で調査したところ、子どもたちが自宅で一人で食事を摂ったり、塾へ移動する合間にどこかで買って食べることがある、 ということがわかってきたところでした。それが良い悪いということではなく、 そうした生活の中で子どもたちが自分で考えていくことが大切だと感じておりましたので、今日の授業はとてもいい機会になったと思います。 家族と一緒に食べるお弁当という発想も面白かったですね。千葉市内ではスペースの関係で家族とお弁当を食べない学校もあるようですが、 当校はご家族一緒に校庭で食べていただいているので「運動会のお弁当はみんなで分け合うもの」という意識があるのかもしれません。 また年に2回「お弁当の日」を設け、子どもたちがお弁当の手伝いをしたり自分で作ったりといった体験をしているので、 お弁当づくりが身近なこともあるかもしれません。子どもたちにとってお弁当はハレの日の食事。意識はかなり高いと感じました。
夢の授業については、最後に為末先生がおっしゃっていたお話がとても印象的でした。子どもたちが夢だといっていることはすべて職業の名前であって、 その職業を通して何を求めていくのかが本当の夢だということ。そして体を動かすことも食べることも、 すべては夢につながっているんだということがよくわかりました。先生が上手に引き出してくださったので、 普段は人前で話すのが苦手な子もよく発言していて、私たち教員も子どもたちの話を聞けてとても楽しかったですね。
今日の授業で改めて食べ物のこと、体のこと、睡眠のこと、感染症のこと、そうした一つ一つを意識するきっかけを作ることの大切さを再認識しました。 子どもたちが卒業後もずっと健康に過ごしていけるよう、私たちも健康教育に取り組んでいきたいと思っています。
千葉市立高洲第三小学校 海老原 研二 教頭
前日の雨でハードル授業ができるかどうか、内心ハラハラしていました。幸いにも当日は晴天に恵まれ、 校庭で走り方やハードリングについて侍ハードラー・為末先生から指導していただき、子どもたちは自分の目当てをしっかりと持ち、 チャレンジしていくことの大切さを学んだのではないかと思います。
食育の時間は、本校の研究である健康教育にとってまさにぴったりの時間でした。子どもたちが考えたお弁当について、 こばた先生がわかりやすく教えてくださったので、「食」ということについて考えるよい機会になったのではないかと思います。
夢の授業では、一人一人がしっかり自分の夢について考え、発表していたことに驚きました。 夢を実現するために、自分なりの階段(ストーリー)をイメージすることの大切さを為末先生に熱く語っていただきました。 会話はできるが相手の考えを聞き、考えたうえで自分の考えを伝えるというような対話ができないと言われている子どもたちにとって、 本当に必要な時間だったのではないかと感じました。
今回の爲末大学食育学部は本校の研究課題「いのちや健康の大切さに気づき、主体的に取り組む子どもの育成」にぴったりのイベントでした。 これからの子どもたちの成長が楽しみです。ありがとうございました。
前日の雨でハードル授業ができるかどうか、内心ハラハラしていました。幸いにも当日は晴天に恵まれ、 校庭で走り方やハードリングについて侍ハードラー・為末先生から指導していただき、子どもたちは自分の目当てをしっかりと持ち、 チャレンジしていくことの大切さを学んだのではないかと思います。
食育の時間は、本校の研究である健康教育にとってまさにぴったりの時間でした。子どもたちが考えたお弁当について、 こばた先生がわかりやすく教えてくださったので、「食」ということについて考えるよい機会になったのではないかと思います。
夢の授業では、一人一人がしっかり自分の夢について考え、発表していたことに驚きました。 夢を実現するために、自分なりの階段(ストーリー)をイメージすることの大切さを為末先生に熱く語っていただきました。 会話はできるが相手の考えを聞き、考えたうえで自分の考えを伝えるというような対話ができないと言われている子どもたちにとって、 本当に必要な時間だったのではないかと感じました。
今回の爲末大学食育学部は本校の研究課題「いのちや健康の大切さに気づき、主体的に取り組む子どもの育成」にぴったりのイベントでした。 これからの子どもたちの成長が楽しみです。ありがとうございました。
為末先生の感想
今日はこれまでの学校の中で、とにかく元気さNo.1! 「そうくるか!」と驚くような発想をする子もいて、とても面白かったですね。 ハードルについても、もっとレベルが高い学校は他にもありますが、今日の子どもたちは全体的にハードルを跳びにいこうとする姿勢があることと、 上達するスピードがとても速いと感じました。
ハードルの授業については、はじめに自由に跳んでもらって、そこから壁をけ破るように跳ぶ、次に輪をくぐるように体を折りたたむという風に、 これまでとは少しやり方を変えて教えてみました。あれは順番が逆になると逆効果で、 最初から体をたたむようにすると腰にブレーキがかかって勢いがなくなってしまうんです。 だから最初は前にジャンプするようにして、そこから体をたたむようにするとキレイに跳べる。今日はそのやり方がハマった手ごたえがありましたね。
食育の授業では、あんなにお弁当箱に入りきれないお弁当は初めて見ました(笑)。でもごはんを上にのせるとか、きゅうりを端に立てかけるとか、 発想にクリエイティブさがあって面白かったです。夢の授業についても、これまでの学校では出てこなかったような夢がたくさん出てきましたし。 都市に近いせいか、いろんな情報を知っているからかもしれません。小説家になることが夢だという子も、 10代でインターネット上で小説を書き始めた人がいるということを知っていましたし。
そういう意味では、夢をシェアしあうのは大事かなと思いました。誰かやっている人がいるとわかれば「自分にもできるかな」と思えますし、 まわりの人が自分の夢について何か情報をもっていれば触発される部分も多いはず。そう考えると僕はファシリテーションみたいな部分を 担っているのかもしれません。来年度はもっと子ども同士で話ができるように、司会の役割をがんばろうと思っています。
今日はこれまでの学校の中で、とにかく元気さNo.1! 「そうくるか!」と驚くような発想をする子もいて、とても面白かったですね。 ハードルについても、もっとレベルが高い学校は他にもありますが、今日の子どもたちは全体的にハードルを跳びにいこうとする姿勢があることと、 上達するスピードがとても速いと感じました。
ハードルの授業については、はじめに自由に跳んでもらって、そこから壁をけ破るように跳ぶ、次に輪をくぐるように体を折りたたむという風に、 これまでとは少しやり方を変えて教えてみました。あれは順番が逆になると逆効果で、 最初から体をたたむようにすると腰にブレーキがかかって勢いがなくなってしまうんです。 だから最初は前にジャンプするようにして、そこから体をたたむようにするとキレイに跳べる。今日はそのやり方がハマった手ごたえがありましたね。
食育の授業では、あんなにお弁当箱に入りきれないお弁当は初めて見ました(笑)。でもごはんを上にのせるとか、きゅうりを端に立てかけるとか、 発想にクリエイティブさがあって面白かったです。夢の授業についても、これまでの学校では出てこなかったような夢がたくさん出てきましたし。 都市に近いせいか、いろんな情報を知っているからかもしれません。小説家になることが夢だという子も、 10代でインターネット上で小説を書き始めた人がいるということを知っていましたし。
そういう意味では、夢をシェアしあうのは大事かなと思いました。誰かやっている人がいるとわかれば「自分にもできるかな」と思えますし、 まわりの人が自分の夢について何か情報をもっていれば触発される部分も多いはず。そう考えると僕はファシリテーションみたいな部分を 担っているのかもしれません。来年度はもっと子ども同士で話ができるように、司会の役割をがんばろうと思っています。