生物多様性

生物多様性に関する考え方

 ニップングループが製造する商品の多くは、大自然の恵みに深く恩恵を受けています。このことを認識しつつ、基本方針を制定し、社員研修も含め生物多様性の保全を推進しています。

生物多様性に関する基本方針

 生物多様性に関する基本方針を次のように定めています。

生物多様性に関する基本方針
1.事業活動が生物多様性に与える影響を把握し、その影響を軽減するため継続的に努力します。
2.商品・サービスのライフサイクルに着目した、省資源、省エネルギー、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を継続的に実施します。
3.NGO/NPO、教育・研究機関、地方自治体等とのコミュニケーションの拡充とその活動の支援に努めます。
4.生物多様性への取り組みに関する情報の適切な発信・共有を図ります。

経団連生物多様性宣言イニシアチブ

 当社は、「経団連生物多様性宣言」に賛同し、同イニシアチブにも参加しています。
 「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」は、「経団連生物多様性宣言・行動指針(改定版)」が掲げる7項目のうち複数の項目に取り組む、または全体の趣旨に賛同する企業・団体で構成されています。
 当社は、これまでも北海道にあるグループ所有の遊休地を「ニップン四季の森」として整備・解放するなど、生物多様性 保全に対する取り組みを進めてきました。また、経団連自然保護基金への資金支援も行っています。今後も、ニップンの「生物多様性に関する基本方針」に沿って、取り組みを強化してまいります。

ニップン四季の森

 「ニップン四季の森」プロジェクトは、生物多様性保全や温暖化防止に向け、ニップングループが進める取り組みです。北海道深川市に当社グループのニップンソリューション㈱が所有する遊休地を四季の自然が楽しめる森に少しずつ整備して解放し、生態系保全のモデルケースにするために2011年から取り組みを開始しました。
 毎年の植樹祭では、地元市民の皆さんにもご参加いただいており、エゾヤマザクラやナナカマド等を植樹しています。

植樹祭

原材料栽培

 当社グループの㈱ナガノトマトでは、長野県産のえのき茸のなめ茸製品やトマトケチャップなどのトマト加工製品を製造・販売しています。商品の中でも、トマトジュース「信州生まれのおいしいトマト」は、地産地消の推進を図るため、100%長野県産のトマトを使用しています。
 また、サステナビリティ経営推進の一環として、毎夏、当社社員はトマトの収穫を実施することで、社会的貢献に対する意識向上を図っています。今後もサステナビリティ経営を意識した活動に取り組んでいきます。

トマトの収穫

信州生まれのおいしいトマト

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