小麦粉、イースト、砂糖、塩をそれぞれビニール袋に入れます。
上下左右によく振って、全体を混ぜ合わせます。ぬるま湯を2回に分けて入れます。
袋の外から揉むように手早く粉と水分をなじませます。
【注意!】①袋はしばらない。②中身が出ないように袋口をしっかりにぎること。
なめらかになるまでこねて、バターを入れます。
10~15分程度よくこねます。バターを入れてから、さらにこねると、つやと弾力が出てきます。
袋を引っ張ってみて、生地が袋から離れるくらいになればこね終わりです。
袋の口をしばって、温かい所(36~38℃くらい)に60分置きます。
または、オーブントレーの上にクッキングシートを敷き、袋から取り出した生地を置いて、
乾かないように濡れふきんをかけてオーブン(36~38℃)に入れます。
生地が2~2.5倍にふくらみます。
小麦粉を指先につけて、生地の真ん中に差し込みます(フィンガーテスト)。
指の跡がすぐ戻るのは発酵不足。そのまま残っている状態なら発酵OK。
全体が沈むと発酵しすぎです。
袋の状態で発酵させたときには、袋が1枚のシートになるようにハサミで切ります。
生地を手のひらで押して(パンチ punch)、発酵中に発生したガスを抜きます。
包丁で切り分ける。どんなパンにするかによって分割量は決まります。
小型パンなら6等分。なめらかな面が表に出るように丸めます。
分割して丸めた生地は、濡れ布巾をかけて次の成形をしやすくするため15分ほど休ませます
(このことをベンチタイム bench timeと言います)。
生地は、グルテンが整い、やわらかい生地になります。丸めなおして形を作ります(成形)。
濡れ布巾をかけてオーブン(36~38℃)に入れ、30分発酵させます。
生地が1.5~2倍にふくらみます。
【注意!】オーブンを2段使用している場合には途中で入れ替えてください。
200℃に余熱したオーブンに入れて、小型パンなら15分程度焼きます。
出して荒熱(あらねつ)を取ります。荒熱が取れたら完成です。
【注意!】オーブンを2段使用している場合には途中で入れ替えてください。
いかがでしたか?
小麦粉はうどんやパン以外にも、お菓子やパスタ、天ぷらやからあげなど多くの
身近な食品で使われています。また、地域によってバラエティも豊富です。
小麦は、食の未来を拡げる可能性をまだまだ秘めています。
ニップンでは、日本で最初の近代的機械製粉企業として誕生して以来、120年以上にわたって、
小麦を使ったさまざまな食品を開発し、食文化の発展をリードしてきました。
これからも無限の可能性を持つ小麦と食品の研究開発を進め、
グローバルな多角的食品企業を目指していきます。
本作品制作に当たり、相談、ご指導頂いた各機関の方々ならびに
農家の方々と各地ホームセンターの方々、各メーカーの方々、
ご協力頂いた和光中学校の先生方と生徒さん、保護者のみなさまに感謝の意を込めて
ありがとうございました。
制作スタッフ一同
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