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第1回 小麦を育てる前に

栽培に必要な準備

これから、
小麦はどうやって育てればいいのか、
そして観察のポイントは何かを
見て行きます。
できる人は実際にチャレンジ
してみてね。

栽培に必要な準備

小麦は秋にまいて、翌年の6〜8月に収穫します。
種まきの前にどのような準備が必要なのかを見て行きましょう。

栽培に必要な準備

まず、どれだけの土地が必要なのでしょう。1㎡でうどん約一杯分の栽培ができます。
家庭であるいは学校などで栽培する目安にしてください。

栽培に必要な準備

小麦は関東以西では、収穫したあとから種まきの準備の時期までの
空き期間を利用して、トマトやキュウリなどの夏野菜が栽培できます。

栽培に必要な準備

あらかじめ用意しておくものは、小麦の種子、
土の酸性を中和させるための石灰、土壌改良のための堆肥(たいひ)、
肥料となる元肥(もとごえ)です。
小麦の種子以外はホームセンターなどで手軽に購入できます。

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栽培に必要な準備

小麦の種子はホームセンターなどでは売っていません。農協に問い合わせてください。
また、1kg以下では売っていない場合が多いので、余った種子は直接日のあたらない
湿気のないところで保管してください。

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栽培に必要な準備

小麦は土の酸性が高いと育ちにくい作物です。あらかじめ耕作地に石灰をまいて、中和します。
マグネシウムを混ぜた苦土石灰(くどせっかい)は比較的安く購入できます。

栽培に必要な準備

土に栄養分を与え、作物を育てる環境にするために必要になるのが堆肥です。
広葉樹の葉や牛糞などを熟したものが堆肥として売られています。

栽培に必要な準備

元肥とは、種が栄養を取るために土の中に入れておく肥料のことです。
初めて栽培する場合は化成肥料(例えばN(窒素)-P(リン酸)-K(カリ)=8-8-8)が
おすすめです。

栽培に必要な準備

小麦を育て理作業と観察カレンダー(関東)

小麦栽培に必要な作業はこのようになっています。
次回は種まきから発芽までを追っていきます。